【カンボジア】タイ・カンボジア国境地帯への緊急支援

2025年5月28日、カンボジア・タイ国境付近(カンボジア側:プレアビヒア州、タイ側:ウボンラチャタニ県)で両軍による軍事衝突が発生し、その後も緊張状態が続いていました。7月24日には、ウドーミエンチェイ州やプレアビヒア州、シーサケート県など広範囲にわたる国境地域で本格的な武力衝突が発生し、双方の住民や兵士を含む40名以上が死亡、約30万人が一時避難する事態となりました。民家や病院、ガソリンスタンドなど生活基盤にも被害が及び、多くの人々が厳しい生活を強いられています。

7月末、ASEAN(東南アジア諸国連合)の仲介により停戦合意が成立し、8月7日にはマレーシア・クアラルンプールで国防相級会議が開催されました。両国は国境地帯での部隊増強停止、挑発行為や民間人への攻撃禁止、そしてASEAN監視団の受け入れに合意しました。しかし、停戦後もロケット砲の発射が続くなど、不安定な状況は完全には解消されていません。

ワールド・イン・ピースの対応

ワールド・イン・ピースは現地提携団体と連携し、被災地への緊急物資支援を進めています。提携団体では、水、食料、医薬品、毛布などを配布し、避難生活を送る人々の命と健康を守る活動を継続中です。現地パートナー団体からは、今後も情勢の長期化が懸念されるとの報告があり、私たちは継続的な支援体制の確保を目指しています。