すべての子どもに笑顔と未来を。
教育も生活も、子どもを中心に。
世界の教育の現状
世界では、まだ多くの子どもたちが学校に通えず、教育の機会を失っています。
- 小学校就学年齢の子どもは 11%(約7,800万人)
- 中学校就学年齢の子どもは 15%(約6,400万人)
- 高校年齢の若者は 31%(約1億3,000万人)が学校に通えていません。(UENSCO, 2025)
世界全体では2億5,000万人以上の子どもが学校に通えていません。さらに、低・中所得国では10歳の子どものうち7割が簡単な文章を読むことができず、極端な気象災害による学校閉鎖は、2022年1月から2024年6月までに4億人以上の学生に影響を及ぼしました。(World Bank、2025)
教育を受けられない影響
教育を受けられない状況は、貧困のスパイラルや社会的不平等のジレンマを生みます。学校に通えなければ読み書きや計算が身につかず、将来的に十分な収入や職業の選択肢を得られません。
その結果、貧困から抜け出せず、次の世代にも影響が及ぶ悪循環が続きます。
教育は未来への投資
教育は、こうした貧困のスパイラルを断ち切るための最も有力な手段です。十分な教育を受けることで、子どもたちはより良い仕事や生活の機会を得られ、健康やジェンダー平等、平和や安定といった社会全体の発展にもつながります。
学びの機会を守ることは、未来への投資であり、貧困や不平等を減らす鍵だとワールド・イン・ピースは信じています。
World in Peace の取り組み
学習材の支援
子どもの可能性を広げる学びの場
子どもたちが学ぶためには、ノートや鉛筆、色鉛筆、鉛筆削り、消しゴムなどの基本的な学習材が不可欠です。World in Peace では、これらの最低限の学習材を一人ひとりに提供することで、学習意欲の向上や学習環境の整備をサポートしています。
取り組み紹介
海外
カンボジア|ダムナック・チャン・アウル村
コミュニティ幼稚園の18名の児童に、学習材入りのバッグパックを配布しました。教室には照明と扇風機を設置し、教職員向け研修や教育活動を支える現金給付も行いました。
カンボジア|コーポーアン島
島内の1校、27名の児童に学習材入りのバッグパックを配布しました。学校には黒板、プラスチック椅子、木製のベッド、トタン屋根といった最低限の設備しか整っておらず、教員も小学6年生程度の学歴ながら、子どもたちに学びを届けようと日々努力しています。


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