突然の災害が、
日常を一瞬で奪います。
気候変動がもたらす災害の現状
気候変動によって、世界各地で災害の頻度と深刻さが増しています。地震や洪水、干ばつといった災害は、今や誰にとっても身近な脅威となっています。
2023年、世界では363件の天候関連災害が発生し、9,310万人以上 が影響を受けました。さらに、2,640万人以上が避難や移住を余儀なくされ、その 約8割 が気候関連の災害によるものです（UNOCHA）。
ワールド・イン・ピースの災害支援
ワールド・イン・ピースは、災害が発生した直後の緊急支援から、避難生活のサポートやコミュニティ再建などの長期的な復興支援まで、中長期的に継続して取り組むことを目指しています。
World in Peace の取り組み
物資支援
命をつなぐ、緊急支援
災害時、多くの人は着の身着のまま避難せざるを得ません。わたしたちは、災害地域で活動する現地団体と連携し、被災者の緊急ニーズに合わせた物資支援を迅速に届けています。
復興支援
地域を立て直す復興支援
災害からの復興は長い道のりです。被災者の中には新しい場所で暮らす人もいますが、元の地域に留まる人もいます。わたしたちは、仮設住宅などで現地団体と協力し、交流イベントを開催するなど、コミュニティ再建を支援しています。
生活再建支援
これからの暮らしを支える
災害後、多くの人が収入を失い、生活再建に困難を抱えます。わたしたちは、現地の相談窓口や支援団体と連携し、公的支援の利用方法や必要なサービスを紹介するほか、就労や教育の支援なども含め、被災者が自立して生活を再建できるよう支援しています。
取り組み紹介
国内
石川県｜コミュニティー支援
能登地方の地震や豪雨で多くの方が仮設住宅での生活を余儀なくされました。慣れない環境による孤立や心身の不調が大きな課題でした。ワールド・イン・ピースはNPO法人CONCENTと協力し、交流イベントを支援。お菓子や飲み物、ワークショップ用品などを提供し、地域住民がつながり合える場づくりを後押ししました。
岩手県｜生活再建窓口支援
現地団体「大船渡よりそい・みらいネット」と連携し、毎週相談窓口を開設しました。これまで50件以上の声を受け止め、漁具や倉庫の被害により収入を失った方々への支援拡充につなげました。行政との橋渡し役を果たし、住家に被害がない人々にも支援金が行き届くよう後押ししました。
海外
アフガニスタン｜緊急災害支援
LEARN Afghanと協力し、地震で被害を受けた人々に食料・住まい・医療を提供しました。現地チームが必要な支援を迅速に届けました。
