実施期間:2024/6/2〜継続中
アフガニスタンの現状
アフガニスタンでは、40年以上にわたる紛争、経済悪化、地震や干ばつによる食料危機が重なり、深刻な人道危機が続いています。国連の報告では、人口の半数以上にあたる約2,370万人が支援を必要としており、そのうち322万人が国内避難民となっています。
教育環境の課題
農村地域では、医療従事者の流出や医薬品不足により基礎的な医療が提供できず、教育環境も老朽化が進んでいます。特にロガール州ヘサラク村の学校では、約600名の児童が在籍するにもかかわらず、わずか6基のトイレしかなく、その多くが故障や老朽化により使用できない状態です。
支援内容と取り組み
ワールド・イン・ピースは現地団体「EJAAD」と連携し、トイレ6基の新設と既存設備の修繕を行い、衛生的で安心できる学習環境を整備する計画を進めています。また、単なるインフラ整備にとどまらず、児童や地域住民を対象に衛生教育プログラムを実施し、清潔な環境を維持するための知識や習慣を地域に根付かせることを目指しています。
しかし現状では、アセスメントや調査を終えた段階にとどまり、資金不足により建設には着手できていません。600名の子どもたちが安心して学校に通えるよう、皆さまからの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。



