ワールド・イン・ピースは、現地支援団体「EJAAD」と連携し、アフガニスタンの子どもたちが衛生的な環境で学び、必要な医療を受けられるよう、公衆衛生環境の改善に向けた事業を進めています。現在は、安全な資金送金や現地での活動体制の確保が困難なため、事業を一時中断しています。
事業概要
| 活動地域 | アフガニスタン・ロガール州ヘサラク村 |
|---|---|
| 活動期間 | 2024年6月2日〜一時中断中 |
| 支援分野 | 医療・衛生支援 |
| 受益対象者 | 0名(現時点で支援未実施) |
| 支出額 | 0円 |
支援の背景
アフガニスタンは、長年にわたる紛争や経済状況の悪化、地震や干ばつによる食料危機など、深刻な人道危機に直面しています。農村地域では、医療従事者の不足や医薬品の確保が課題となっており、必要な医療を受けることが難しい人々がいます。
また、学校施設の老朽化や衛生設備の不足も深刻な課題です。十分なトイレや衛生的な環境が整っていない学校では、子どもたちが健康上のリスクを抱えながら学ばなければならない状況があります。
主な支援計画
1. 学校の衛生環境の改善
ロガール州ヘサラク村の学校には約600名の生徒が在籍していますが、トイレ設備の不足や老朽化、故障が課題となっています。
ワールド・イン・ピースは、現地支援団体「EJAAD」と連携し、トイレ6基の新設と既存設備の修繕を計画しています。子どもたちが安心して学校に通い、衛生的な環境で学べるよう、学校施設の改善を目指しています。
さらに、設備を整備するだけでなく、衛生意識の向上を目的とした教育プログラムの実施も計画しています。清潔な環境を維持するための知識や習慣を身につけてもらい、地域に持続的な衛生習慣を根付かせることを目指しています。
2. 医療施設への支援
学校の衛生環境の改善に加え、地域住民が必要な医療を受けられるよう、医療施設への支援も計画しています。
対象施設として、Dr. Roshan’s Clinic for ChildrenおよびHesarak Clinic for Womenを想定しています。具体的な支援の実施には、現地のニーズや安全面、資金の確実な送金・管理体制の確認が必要です。
事業の現状と一時中断について
これまで現地でのアセスメントや調査を進めてきましたが、資金不足に加え、現地情勢の悪化により、安全かつ確実に事業を実施するための体制を確保することが難しくなっています。
特に、活動資金を安全に送金し、意図した用途に確実に使用されたことを確認できる仕組みの確立が課題となっています。資金が適切に管理され、支援を必要とする人々に確実に届くことを確認できなければ、責任を持って事業を実施することはできません。
そのため、ワールド・イン・ピースは、現地の人々の衛生環境を改善したいという思いを持ちながらも、安全性と資金管理の確実性を優先し、事業を一時的に中断しています。
今後に向けて
約600名の子どもたちが安心して学校に通い、衛生的な環境で学べるようにするためには、学校設備の整備と継続的な衛生教育が必要です。
ワールド・イン・ピースは、現地の安全状況や実施体制、資金管理上の課題を慎重に確認しながら、安全かつ適切な方法で支援を再開できる可能性を模索していきます。
事業の実現に向けて、皆様の温かいご理解とご支援をお願いいたします。

